2025年2月24日の振替休日記載ミスについて(2)

PDFカレンダーの2024年・2025年版におきまして、振替休日記載ミスがありました。2025年2月24日は日曜日である天皇誕生日の振替休日になりますが、平日となっておりました。

2024年1月4日PM20:00に、この問題の修正を完了いたしました。
・該当カレンダーは、月曜/日曜はじまり版です。年間カレンダー版は、 既に2023年6月に修正済みです 。
・エクセルカレンダーについては、既に2023年6月に修正済みです。

ダウンロードされている方は、お手数ですが再ダウンロードをよろしくお願いします。翌年1~3月のカレンダーが付いておりますので、2024年版カレンダーも対象となります。

深くお詫び申し上げます。


社日の計算方法について

春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日が社日となります。ただし戊と戊のちょうど中間が春分・秋分の場合(つまり春分・秋分が癸(みずのと)の日となる場合)は、

(1)前の戊の日とする
(2)春分・秋分の瞬間が午前中ならば前の戊の日、午後ならば後の戊の日とする。

という二つの方法があります。
一般的には、(1)の方式を採用しているカレンダーや暦が多いようですが、アラクネカレンダーでは、(2)の方法を採用しています。

公式な社日の算出方法が公的機関などにより定められているわけではありませんが、現在、天文や暦に関しての権威である国立天文台の暦計算室の記事によりますと、

・貞享暦から明治7年暦までは前をとることになりました。(1685~1874年)
・明治14年暦(1881年)以後は、春分・秋分が午前中ならば前を、午後ならば後をとるようになりました。
とあります。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FBBA8C0E1A4C8A4CFA1A9.html

つまり、近代になって精密な天体の観測が可能になり、春分・秋分の瞬間が、午前か午後のどちらであるかを正確に分かるようになったので、どちらがより春分・秋分に最も近い戊の日かを判定できるようになったということです。

社日とは、土の神様に豊作を祈願し感謝するお祭りです。現在、社日のお祭りとして有名なのは、福岡の筥崎宮で開催されている春季・秋季社日祭ですが、こちらの開催日は、(2)の方法を採用しているようです。福岡県神社庁発行の「神社廳暦」に従っているとのことです。

福岡県神社庁では、この社日に関するコラムを掲載しています。
https://fukuoka-jinjacho.or.jp/column/%e6%9a%a6%e3%81%ae%e3%81%8a%e8%a9%b1/

上記の、暦計算室の記事、筥崎宮の社日祭の開催日、を主な根拠として(2)の方法を採用いたしました。

2025年2月24日の振替休日記載ミスについて

2025年2月24日は、前日の2月23日が天皇誕生日の祝日のため振替休日になりますが、記載ミスをして平日になっておりました。お詫び申し上げます。

2023年6月26日AM2:00に、全てのカレンダーで修正を完了いたしました。

既にダウンロードした方は、お手数ですが再ダウンロードをよろしくお願いします。

2023年PDFカレンダー公開

お待たせいたしました!
2023年のカレンダーが完成いたしました。

ダウンロードと詳しい解説はこちらまで
2023年カレンダーPDF無料ダウンロード

今年から、プログラムによる自動生成で制作しています。
この方法だと、バリエーションや表示項目などを増やすことも簡単になりますので、
様々な皆様のご要望にも、お応えできる体制が整ったと思っております。

数年分、まとめて制作公開することも出来ます。近日中に作業いたします。

2021年の祝日移動をカレンダーに反映いたしました

2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催にともなう祝日変更に、
・PDFカレンダー
・エクセルカレンダー
・大安、満月カレンダーなどのオンラインカレンダー
が、対応いたしました。

要するに来年は、
・7月22日から4連休になって(木金土日)
・8月7日から3連休となり(土日月)
・10月の祝日がなくなります。
(オリンピックの開会式は7月23日で、閉会式は8月8日です。)

2021年PDFカレンダー修正情報

2021年の月曜はじまりPDFカレンダーにおきまして、一部、文字色の誤りがありました。
2021年5月の、前後月の数字(小)(大)レイヤーの、前月の祝日である4/29の文字色が、赤色になっているところが、黒色になっていました。

2020/10/4現在は修正しております。