手術日前の一週間の中で、手術前検査をあらためて受けなければいけません。視力の変動の少ない、正確な矯正値を算出するためとのこと。ちなみに、コンタクトをしている人は、事前検査や手術日の前の一定期間、コンタクトの利用を禁止されます(約1~3週間)。コンタクトを装用していると、微妙に角膜のカーブが変わってくるからだそうです。
気球が見える視力検査機に続き、視力検査表の前で、検査用メガネをかけて視力を検査する。わりと丁寧に行い、1.2という矯正視力が出てきた。
僕は今まで眼鏡歴が長い割に誤解していたのですが、矯正視力って、厚い眼鏡をかければかけるほど、視力が良くなるっていうものではないらしい。いくらレンズを厚くしても、これ以上はよく見えないという、限界点みたいなものが存在するそうだ。看護師さんはそれを「これ以上視力が出ない」という表現をしていました。それが僕の場合は、1.2とのこと。
神戸クリニックのHPのFAQのページに、
Q:視力はどのくらいまで回復しますか?
A:ご自分の眼に最も合ったメガネやコンタクトを掛けた時に見える視力が、回復できる視力の目安となります。・・・(以下略)
とあるのは、このことか。つまり角膜の厚みなどの条件がそろえば、視力2.0が可能かといえば、そういうものでもないらしい。あくまでメガネ・コンタクトでの矯正視力に準ずるとのことだ。
「これで見え方はいかがですか?」と言われたレンズの状態だと、ちょっと違和感を感じてそのように看護師さんに伝える。ちょっと見えすぎてキツイ感じがする。右目の矯正視力をひとつ落とすと、ナチュラルに見えた。今日の検査は以上で終わり。
(※上記は、正確な医学的知識に基づく内容ではなく、クリニックとのやりとりの中でなんとなく僕が理解していることです)