レーシック体験記（6）　2日後

朝起きたら、また昨日と同じようにコンタクトが外れていたようで痛い。必死になってワンデイ・アキュビューをまた入れる。検診は明日の予定だけど、どうしても痛みが我慢できないので、一日早く今日お願いすることにする。とはいえ、まだクリニックは空いていない時間なので、とりあえず岡山を出発してからTELを入れよう。
先生に見てもらったら、こんどは右目のコンタクトが外れているらしく、新しく入れてもらった。そして、予備のコンタクトと痛み止めの目薬をたくさんもらうようお願いする。その後、先生の診察のあと、看護師さんと話すタイミングがあって、何とか解決方法はないかと聞いてみても、我慢するしかないらしい。たとえば、カラーコンタクトみたいな色つきのコンタクトなら外れた状態が分かりやすいと思って訊ねてみたけど、そういうのは無いとの回答・・・。しばらく待合室で痛みの治まるのを待って、1時間くらいして帰途についた。
この、翌日、翌々日が痛みのピークでした。コンタクトがはずれていない時でも、活動範囲はひどくにぶりますし、コンタクトが外れた痛みは尋常のものではありません。本気ではないにせよ、夜に横になっている時に、「もう、視力が元に戻らなくてもいいから、目を元に戻して・・・」と心の中で考えたりしました。
個人差はあるらしいですが、かなり痛みが出る場合もあるので、金曜日手術、土日で検診、というスケジュールしかないと思います。また、ひとり暮らしの方はちょっと覚悟がいるかもしれないですね。何かトラブルがあっても自分で解決しなくてはいけないですから。可能であれば誰かにいっしょにいてもらうようにお願いしておくことをすすめます。
そして、クリニックの術後の対応についての感想なんですが、このように強い痛みがあったこともあって、ちょっと残念に感じることもありました。おおむね親切で丁寧なんですが、おそらく、お客さんが結構いっぱいいるためでしょう、お医者さんの短い時間でさばこうという姿勢が少しかいま見えました。とはいえ、質問をすると丁寧に回答してくれるのですが、わりと早くクロージングしようとするので、「はい、じゃあOKですね」という言葉に対して、積極的にこちらから疑問点は質問しなければいけません。あまりじっくりと時間をかけての診察という印象はなく、向こうから「ほかに何か質問はありますか？」と水を向けてくれることはあまりないようです。あるいは看護師の方も、豊富に知識をもっているみたいなので、質問事項や疑問点は看護師の人に聞く方が丁寧なこたえが返ってくるみたいでした。
痛みがなければ、そのような事務的な感じも、まあそういうものかと思って気にならないと思うのですが、翌日・翌々日の頃は、痛みでちょっと冷静な考え方にもなっていない状態なので、その点が気になりました(安くない金額を出している自由診療でもあるし）。なので、あまり親切丁寧なアフターサポートというのは、過剰に期待しない方がベターだと思います。若干、事前の説明不足と感じることも細かいことですが、いくつかありました。
夜になったら、多少ですが、目の感じが落ち着いたような気がしてきました。看護師さんいわく、痛みが続くのは個人差もあるが三日程度ということなので、明日には楽になるかもしれません。