現在は、レーシック手術後3ヶ月がたちました。長い間があきましたが、まとめてレポートを書きます。
●3日後
昨日までは、たいへん目が痛かったんだけど、今日になったらすごく痛みがおさまっていました。なんとか仕事も大丈夫です。目がごろごろする感じはあります。
●4日後
街中で遠くの景色がよく見えることに驚く。一方手元はぼやけて見づらく、どうもこれ、遠視の状態になっていると思う。丸善の文房具コーナーで老眼鏡を試しにかけてみると、おお、手元がみやすい! ということで、モニタを見る用にひとつ買った。
●1週間
今日は検診の日で、保護用コンタクトレンズを外す。視力は0.9ありました。
目薬は3種類を一日4回。けっこう面倒くさい。
今まで曇りの日で気づかなかったんだけど、晴れの日にとてもサングラスなしで歩けません。非常に太陽をまぶしく感じます。お出かけの必需品になりました。
●10日目
近距離は老眼鏡をかけないと見えなかったのですが、この日、2メートルくらいの距離にあるテレビを見ていると、焦点が合う瞬間が急にやってきて、クリアに見えるようになりました。ただ、近くのものを見るときは、目に力を入れる感じでないと、焦点が合いません。
あと、微妙にものが二重に見えます。ほんの少しずれた像が見えるのです。白い紙の上の細い線なんかだと、1本の線が2本に見えちゃいます。
●1ヶ月~3ヶ月
このくらいになると、あまり変化は感じられません。0.9~1.0はコンスタントに見えています。目のごろごろする違和感も、日々ちょっとづつ少なくなっていく感じです。検診は、2・3・4週間の後は、1ヶ月ごとに受けます。一応6ヶ月たったら、定期検診は終了となります。
○現在の状態について
視力は1.0くらい出ているようです。手元の近い距離も普通に見えます。ただ、目が疲れやすくはなっているようです。目薬は、一日2回、3種類をさしています。日中の晴れの日に外を歩く時は、サングラスをかけています。あとは、この疲れやすさと若干目がごろごろする違和感ですね。これが早くなくなってくれるといいんですが・・・、半年後にそれは期待です。
あと、薄暗い店内だと非常に視力が落ちます。夜カフェで会計をしようとしても、サイフの中がよく見えないくらいで少し不便です。これは、暗いところで目の瞳孔が開いた時の直径と、LASIKで削った角膜の直径のズレから来る現象で、人によっては、矯正した視力の度合いによっては、ここまで極端に暗いところでものが見えづらくはならないようです。ちなみにこの現象については、事前に先生から説明はありました。
夜の車の運転も問題ありません。ヘッドライトなどの光が輝いて見えるグロー現象はあるのですが、慣れると特にさしさわりはありません。映画の字幕もちゃんと読めます。
○結局、LASIKはおすすめか?
僕のやったEPI-LASIKという、主に視力の悪い人向けの術式は、考えていたよりは回復に時間がかかりますね。目薬も毎日点眼しなければいけないし、目が重い感じや違和感も長く続きます。最初の3日間はひどく痛みましたし、10日くらいは見え方にやや不自由しました。とはいえ、視力は0.03から1.0に回復したので、それについては大満足です。
ただ例えば、仕事上、手先の細かなものを見る必要がある人や、暗いところでの視力が必要な方には、ちょっとつらいかもしれません。よく言われる、将来老人になった時のリスクについてですが、それも楽観的に考えています。今から30年前の医学レベルのことを思うと、これから30年もたてば、もし何らかの不具合が出ても、その頃には、目玉ごと交換できるような医療技術が出てるんじゃないか? という風に考えています。