マッドマックスにおける発明

やっちのイベントで、マッドマックスについての話をする集まりがあって楽しかった。
マッドマックスの物語構造が、ジョセフ・キャンベルの英雄神話類型にとても忠実という話が興味深かった。
シンプルに言うと、<旅立ち→試練→帰還>というパターンが、古今東西の神話に数多く登場していて、それに沿ったストーリーの映画は面白い、という話です。

それで思ったのが、この映画、平凡にストーリーを発想するのであれば、
・主人公のマックスが砦の中を逃げる
・ワイブス達に匿われて助かる
・ワイブスへの恩義と同情から、彼女たちを連れて逃走
・戦いや危機を乗り越えて、ボスキャラを倒す
・最後は、良い安住の地に辿り着いてハッピーエンド
・マックスとワイブスの一人との間に愛が生まれる

という話になりそうだけど、「フュリオサ」の存在によって、そんな平凡な筋立てから大きく飛躍している。ちなみにミラー監督は「男が別の男から女を奪おうとする、というのでは話の意味が全然違ってしまう」と語っている。

ギター男をはじめ、色んな新しい「発明」がある映画だけど、この女戦士フュリオサの存在こそがいちばん画期的な発明ではないかと思った。

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